河井継之助の精神に学びたいです。
河井継之助記念館を訪ねると、まずガトリング銃が迎えてくれます。
ただ、河井継之助が偉かったのは軍事的な采配によるところではないと
思います。
河井継之助には、藩による地方自治を基礎として、独立した日本国を
つくるという構想があったと考えられます。山田方谷に教えを請い、
国を豊かにする勤勉、実直さを学びました。そして帰郷すると善政を
敷き、長岡藩を豊かにしました。
『民者国之本 吏者民之雇』
「民は国の本 吏は民の雇い」という彼の言葉が残されています。
民が国の本であり、官吏は民が雇う公僕であるという意味です。
感じられます。時代に先駆けた名言ではないでしょうか。
このごろの国会中継を見ていますと、官吏は国民のために本当に
働いてくれているのかと心配になることがあります。
地方自治についても、有効なところに予算が使われて、無駄を排し、
長岡を富ませるように予算配分されているのか、河井継之助の眼で
ご指導していただきたいものですね。